疥癬(かいせん)の原因と治療法について|北千住駅前ファミリー皮膚科|北千住駅の皮膚科、小児皮膚科、アレルギー科、美容皮膚科

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疥癬(かいせん)の原因と治療法について

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疥癬について

最近「ダニ」による感染症「疥癬(かいせん)」ご相談が増えてきました。
今回は、「疥癬」の原因、治療法、日常生活での注意点など、よくある質問を解説します。

 

疥癬とは

疥癬とは、「ヒゼンダニ(疥癬虫)」という、とても小さなダニが人の皮膚に寄生しておこる皮膚疾患です。人から人へ移り、痒みを伴います。
疥癬には2種類あり、「通常疥癬」と呼ばれるものと、感染力が強い「角化型疥癬(ノルウェー疥癬)」と呼ばれるものがあります。

 

感染の原因

疥癬は、接触感染により移ります。
すでに疥癬に感染している人と接触し、ヒゼンダニが未感染者の皮膚に移り住むことで感染します。

通常疥癬

長時間肌と肌が直接触れることでダニが移動して感染します。短時間で感染することはほとんどありません。まれに、疥癬の人が使用した寝具や衣類などを交換せずにすぐ他の人が使用することで感染することもあります。

角化型疥癬

ダニが多く感染する力が強いため、短時間の接触、寝具や衣類を介した間接的な接触でも感染します。また、皮膚から剥がれ落ちた垢にも多数のダニが含まれているため感染の原因になることがあります。

 

症状

通常疥癬

胸やお腹、腕、足に赤いブツブツ(丘疹、結節)ができ、強い痒みを伴います。夜間に虫がはうようなむずむずした痒みが出ることが多いです。疥癬トンネルというダニが皮膚の下を移動した跡が、手のひらや指の間、指の側面に見られることがあります。

角化型疥癬

手や足、お尻、肘などに灰色~黄白色でザラザラと厚い牡蛎殻のような垢が見られます。手のひらや足のみなど、一部の部位だけに出ることもあります。痒みは人によって異なり、痒みが全くない場合もあります。

 

治療

治療にはヒゼンダニを殺す「塗り薬」か「内服薬」が使われます。

塗り薬

ストロメクトール錠 1日1回または2回が有効と報告されています。

内服薬

スミスリンローション・イオウ剤、オイラックスクリーム、安息香酸ベンジルがあります。

かゆみ止めの内服薬

かゆみに対して、抗ヒスタミン薬を処方されることがあります。

 

日常生活の注意点

疥癬の方と接する前後は必ず手洗いをきちんとしましょう。

通常疥癬

長時間肌が直接触れないようにしてください。

同室で布団を並べて寝ないようにしましょう。

タオルなど肌が触れるものは共有しないようにしてください。

角化型疥癬

なるべく個室で過ごしてください。

・感染力がとても強い為、接するときは手袋や予防着を着用してください。

衣類やシーツはこまめに交換し、取り扱いは他の方と別にしてください。
 また、洗濯物は乾燥器を使用するか、50℃以上のお湯に10分以上浸した後に洗濯してください。

ベットマットは掃除機で表面を丁寧に掃除してください。

入浴はできるだけ毎日行い、飛び散らないように厚くなったあか(角質)をしっかりと擦り落としてください。

・体から落ちたあか(角質)からも感染するため、丁寧に掃除機で掃除してください。

・治療を始めた時と終わったときの合計2回殺虫剤を使用してください。

 

疥癬感染者の方と接触する機会があるときは

なかなか耳にすることのない病気になりますが、感染している方が近くにいるとかかりやすい病気です。ご不安な方は一度受診しご相談くださいね。

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