
「水虫」とよく似た症状「汗疱」について
6月になり、ますます暑さが増してきましたね。
汗をかく時期になると
「手と足に水ぶくれが…」
「手足の皮むけ、これって水虫?」
こんな症状でお悩みの方が多くいらっしゃいます。
今回は、夏に多い「汗疱」についてお伝えします。
汗疱とは
症状
手のひらや指の間、足の裏などに生じる原因不明の小さな水ぶくれで、円形に皮が剥けてくる、炎症がない単なる水疱を「汗疱」といいます。
自然に消えることが多く、治療の必要はありません。
季節の変わり目や年齢、多汗症などが関係していると言われています。
また、痒みや赤みも伴う場合は「異汗性湿疹」といいます。
金属アレルギーが関係している場合もあります。
「汗疱」の症状は、「水虫」ととても似ています。見た目だけでは「汗疱」と見分けることは難しく、診断には顕微鏡検査で水虫の菌の有無を確認することが必要です。また、「汗疱」の場合、「水虫」のように菌による病気ではないので、誰かにうつることはありません。
治療
必ず治療が必要なわけではありませんが、気になる場合は尿素クリームなどの角質を柔らかくする外用薬を使います。皮剥けがある場合は、皮を無理にはがしてしまうと悪化するため、はがさないようにしてください。
多汗症がある方は、多汗症の治療も効果的です。
かゆみが伴う場合には、抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤の内服薬を用います。また、掻き壊してしまい湿疹になってしまった場合には、ステロイド軟膏などを使用します。
手足の小さな水ぶくれ、皮むけができたら
皮がむけると水虫かな?と不安になる方も多いかと思います。「水疱」や「皮むけ」、「痒み」の症状が水虫と似ているため、汗疱と水虫は見た目で判断がつきにくいです。
このような症状があれば、皮膚科では菌がいないか検査をして「汗疱」か「水虫」を判断できます。
手や足の水疱や皮むけでお悩みの方はぜひお気軽にご相談くださいね。



