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水イボ(伝染性軟属腫)について
夏も真っ盛りのプールの時期になりましたね。
この時期に多いお悩みが、お子様の「水イボ」です。今回は、水イボの原因と治療法についてお伝えします。
水イボ(伝染性軟属腫)とは?
正式な病名は「伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)」といいます。
「伝染性」ですので、人に移る感染症です。水イボを持っている人の皮膚からの「接触感染」で起こります。皮膚のバリア機能が低く、免疫が未熟な子供によく見られる疾患です。
伝染性軟属腫ウイルスが皮膚についた小さな傷やささくれ、毛穴などから入り込み、皮膚の細胞に感染してウイルスが増殖します。1~5㎜程度の大きさで、表面はつるつるし水っぽい光沢のある隆起が多数できることが特徴です。
体のどの部位にも発症する可能性がありますが、腕や足、腹部、首まわりにできることが多いです。イボの痛みはほとんどありませんが、かゆみを伴うことがあり、ひっかいてしまうと内容物(軟属腫)が飛び出して別の皮膚に付着し、新たな場所に感染が広がってしまうことがよくあります。
水イボ(伝染性軟属腫)の原因
感染経路として多いのは、「水イボのある皮膚との接触」です。患部に直接触れるだけでなく、「患部を触った手で触れたものを介して感染」することもあります。
そのため、「夏のプール」「水遊び場」「公衆浴場」などで感染するケースがよくあります。
水イボ(伝染性軟属腫)の治療
☑ 自然治癒(経過観察)
自然に治ることが多い疾患です。
自然に治るまでは「数カ月から1年」ほどかかると言われ、その間にイボが増えたり他の方にうつるリスクがあります。
☑ 摘除(つまんで取る)
その場でウイルスを直接取り除くため、即効性が高く短期間で治療が終了します。
水イボの大きさに合わせて麻酔テープを貼ります。1時間ほど置き、麻酔テープをはがしてピンセットでイボを取る治療法です。麻酔テープ使用するため、お子さんでも少ない痛みで処置を終えることができます。
☑ m―BFクリーム
「m-BFクリーム」という銀イオンを含む水イボ治療専用のクリームを約3カ月間塗ることで、少しずつ水イボがなくなっていきます。痛みなく治療ができる点が最大のメリットです。
使用方法:1日2回外用
料金:1本2,200円
※自費でのご案内になります。
水イボ(伝染性軟属腫)の生活上の注意点
☑ 直接肌に触れる、タオルの共有は避けてください。
☑ 学校保健法上、「登園や登校」「プール」に制限はありません。
☑ 他の方への感染が気になる場合は、水イボの部分を衣服やラッシュガードで覆って素肌同士が接触しないようにしましょう。
※保育園や幼稚園、学校によっては、「水イボを取らないとプールに入れない方針」にしているところもあります。ご自身で、ご利用の施設に確認してみてください。
「水イボかも?」と思ったら
治療に時間がかかる場合もございますので、「水イボかも?」と思ったらお早目にご相談くださいね。



