
蕁麻疹について
9月になり、秋の風を感じるようになりましたね。
そうは言ってもまだまだ暑い日が続きます。
今日は日光や汗、寒暖差とも関係のある「蕁麻疹」についてお伝えします。
蕁麻疹とは
皮膚に赤く膨らんだブツブツ(皮疹)が現れる病気です。
痒みを伴うことが多く、膨らみはごく小さなこともあれば、大きく広がっていくこともあります。
消えてはまた現れるのが特徴です。
原因
原因は様々で、「日光」や「汗」の他、「食べ物」「薬」「衣服の擦れ」「疲労」「ストレス」などがあります。
ただ、蕁麻疹の原因がはっきりしているものは全体の27%ほど。多くは、原因がわかりません。
明らかな刺激がなくても、毎日自発的に症状が現れる蕁麻疹を「特発性の蕁麻疹」といいます。
特発性の蕁麻疹のうち、発症から6週間以内のものを急性蕁麻疹、6週間以上のものを慢性蕁麻疹と呼んでいます。
治療
原因や悪化因子が明らかな場合はそれを取り除き、症状を悪化させにくい環境をつくります。
かゆみの原因となるヒスタミンなどの働きを抑えることが大切で、抗ヒスタミン薬を服用します。
蕁麻疹かも?と思ったら
蕁麻疹の症状は数時間で収まり、診察のときには症状がないことも多いため、症状が現れた時に写真を撮っていただき、相談されることをお勧めします。蕁麻疹でお悩みの方は、一度ご相談くださいね。