
「ミチーガ」について
「しっかり薬を塗っているのに、全身がかゆい…」
「寝たいときも、集中したいときも、かゆくてつらい…」
アトピー性皮膚炎による痒みでお困りの方は、たくさんいらっしゃいます。アトピー性皮膚炎の痒みに対する主な治療法として、外用薬・内服薬がありますが、一定の基準を満たせば注射治療を行うことができます。
今回は、当院で取り扱っているアトピー性皮膚炎の注射治療「ミチーガ」についてお伝えします。
アトピー性皮膚炎でなぜ痒くなる?
アトピー性皮膚炎は、皮膚のバリア機能が弱まっているため、外からの刺激が皮膚の中まで入り込みやすい状態です。
そうすると、痒みや炎症の原因となる物質が体内で増加し、ひっかくことでさらに痒みが増強する悪循環に陥ります。
ミチーガ注射の効果
6歳以上の方が対象です。
かゆみの原因となる「IL-31」というサイトカインの働きを抑えます。
かゆみを素早く抑えることができ、個人差はありますが、16週ごろまでに効果が現れます。
ミチーガ注射の副作用
皮膚感染症(ヘルペス、蜂窩(ほうか)織炎(しきえん)、膿痂疹など)、皮膚症状の悪化、過敏症など
※副作用は必ず起こるというものではありませんが、早めに気づいて対処することが大切です。
投与方法
4週に1回/1本注射
ご自身で注射もすることができます。注射剤を処方し、自宅での注射も可能です。投与方法については、当院にて操作方法をデモンストレーションの注射器を使用し、ご指導するので安心して自宅でも注射できます。
薬剤の費用について
ミチーガ:34,928円(3割負担の場合)
※診察料は別途かかります。
※高額療養費制度を利用し、薬剤費の自己負担額を少なくできる場合もございます。
収入によって、自己負担額が異なります。
ミチーガをご検討の方へ
アトピー性皮膚炎の痒みの治療は、注射剤以外にも外用剤や内服薬もございます。症状や年齢、重症度によって適応薬剤は変わってくるため、気になる方はご相談くださいね。皆さんのお悩みを真摯に受け止め、無理なく継続できる治療を一緒に考えていきましょう。



