
今回は慢性蕁麻疹の治療薬であるゾレアについてご紹介します。
ゾレア注射

ゾレアによる治療
特発性の慢性蕁麻疹を起こす1つと考えられているIgEを抑える作用があります。これによりマスト細胞への刺激が抑えられ、ヒスタミンの放出を防ぎ赤みや痒みが抑えられます。
ゾレアは通常月に1回300㎎を注射します。
ご自宅での自己注射も可能です。
適応
以下に該当する特発性の慢性蕁麻疹の方が適応となります。
☑ 12歳以上
☑ いままでの治療で効果が不十分
☑ 原因が不明
☑ ゾレアの過敏症の既往がない
病院またはご自宅で月に1回の皮下注射となります。

副作用
主に注射部位の赤み、痒み、熱感などがあります。
投与してすぐに以下の症状が現れたらアナフィラキシーの可能性があります。
・気管支のけいれん
・呼吸困難
・血圧低下
・失神
・全身の発疹
・全身のかゆみ
・くちびる、舌、のどの奥の腫れ
日常生活での注意点
・運動による悪化に注意する
・蕁麻疹の症状が強いときの入浴は避ける(皮疹が落ち着いているときにシャワーのみの短時間入浴)
・鮮度の落ちた魚や香辛料の多い食品を避ける
・過度の飲酒は避ける
・暴飲暴食を避ける
・非ステロイド性抗炎症薬の内服を避ける
・疲れを感じたら休む
・ストレスを溜めないようにする
費用
ゾレアの薬剤費は、シリンジ製剤の場合は1か月あたり41,644円、ペン製剤の場合は1か月あたり39,329円です。
窓口での自己負担額は、年齢や収入によって異なります。

ゾレアについての詳細は該当サイトをご確認ください。
ゾレア®による治療を受ける特発性の慢性蕁麻疹の患者さまとご家族の方へ | ゾレア®による治療を受ける患者さんとそのご家族の方へ | ノバルティス ファーマ株式会社
蕁麻疹かも?と思ったら
蕁麻疹の症状は数時間で収まり、診察のときには症状がないことも多いため、症状が現れた時に写真を撮っていただき、相談されることをお勧めします。蕁麻疹でお悩みの方は、一度ご相談くださいね。



