
更年期障害について
「もしかして更年期障害かも…?」
原因がわからない不調にお悩みではないですか?更年期症状には様々なものがあります。
今回は、更年期障害について、症状から治療まで解説します。
更年期障害って?
女性のからだは一生を通じて女性ホルモンに大きく影響されます。
女性ホルモンには、「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類があり、更年期になるとエストロゲンの分泌が減少していきます。このエストロゲンの欠乏や加齢といった身体的要因、性格などの心理的要因、社会的なストレスが引き金となって更年期障害になります。
症状
更年期の症状は、人によって感じ方が様々なため、個人差があると言われています。
血管運動系
ホットフラッシュ(のぼせ、ほてり)、動機、息切れ、発熱
精神神経系
頭痛、イライラ、めまい、疲労感、倦怠感、不眠
筋・骨格機関系
肩こり、頭痛、背中の痛み、関節痛
消化器系
食欲不振、吐き気、胃もたれ
皮膚、分泌系
皮膚や粘膜の乾燥や痒み、のどの渇き
泌尿器、生殖器系
月経異常、尿失禁、性交痛
2つの治療法
当院では、プラセンタ注射剤や漢方薬での内服治療をご案内しています。
漢方薬
心と身体のバランスの乱れを整える働きがある治療になります。お悩みに合わせた漢方の処方ができます。
プラセンタ注射
ヒトの胎盤から抽出したエキスを使用した薬剤です。倦怠感・疲労感・不眠・うつ病などの精神症状や肩こり、腰痛などの身体症状に有効です。
プラセンタ注射の薬剤には2種類ありますが、そのうちの1つ「メルスモン注射剤」は、45歳~59歳女性で更年期障害の診断をされた方は保険の適応があります。
また、当院では自費にて「ラエンネック注射剤」もご用意しております。
更年期障害かもと思ったら
更年期障害は、患者様によって症状の感じ方は個人差があります。身体がいつもと何か違うかな?と思ったらいつでもお気軽にご相談ください。



