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プラセンタ注射について
「プラセンタ注射って聞いたことあるけど・・・」
「具体的に何がいいの?」
「どのくらいで効果が出る?」
「副作用はあるの?」
最近、こんなお声を多くいただくようになりました。
今回は、プラセンタ注射の効果や通院ペース、注意点などを解説します。
美容目的や疲労回復を目的とする方にもおすすめの内容です。
プラセンタ注射とは?
プラセンタとは、「胎盤」のことです。胎盤は、非常に万能な器官です。アミノ酸などのタンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル、成長因子、いろいろな酵素や栄養素が非常に多く含まれています。
プラセンタ注射とは、 人の胎盤から抽出したこれらの有効成分を、皮下または筋肉に注射するものです。
プラセンタ注射には、「ラエンネック」と「メルスモン」の2種類があります。ラエンネックは慢性肝炎に対して、メルスモンは更年期障害(45歳~59歳の女性)、乳汁分泌障害に対して保険適用があります。
期待される効果
プラセンタ注射には、以下の様々な効果がございます。
・更年期障害の症状緩和(ホットフラッシュ、イライラなど)
・抗酸化作用、肌のハリ・ツヤの改善(美肌・エイジングケア)
・慢性的な疲労の改善
・自律神経のバランス調整(頭痛、不眠の改善)
・免疫力の向上
・抗アレルギー作用
・肝機能の向上
・肩こり、腰痛、関節痛、冷え症の改善
用量・頻度の目安
プラセンタの用量は、当院では1アンプルから3アンプルまでおすすめしています。
頻度は、当院では1週間~2週間に1回、通える範囲で続けてもらっています。1ヶ月に1回で効果を感じる方もいらっしゃいます。熱心な方は、週に2回打たれる方もいらっしゃいます。
こんな方におすすめ
以下のようなお悩みのある方に、プラセンタ注射は効果的です。
・肌のたるみ、シワが気になる方
・シミやくすみ、肌荒れが気になる方
・更年期症状にお悩みの女性
・慢性的な疲労感、倦怠感がある方
・風邪をひきやすく、免疫力の低下が気になる方
・ホルモンバランスの乱れを感じる方
副作用と注意点
副作用
プラセンタ注射は比較的安全性の高い治療ですが、まれに以下のような副反応が報告されています。
・注射部位の腫れ・赤み・かゆみ
・ごくまれにアレルギー反応
気になる症状が現れた場合は、速やかに医師へ相談してください。
注意点
日本赤十字社の規定により、献血ができなくなります。これは、感染症リスクを完全に否定できないためです。
(理論上の感染リスクはゼロではありませんが、プラセンタ注射による感染報告はございません。)
よくあるご質問(Q&A)
Q:プラセンタ注射の効果はいつから実感できますか?
個人差はありますが、早い方で1〜2回目から効果を感じるケースもあります。継続することで、より安定した改善が期待できます。
Q:治療は痛みを伴いますか?
通常の注射と同程度の刺激です。当院では、皮下注射で行います。同じ場所に注射すると痛いので、患者さんによっては「今日は左腕」「今日は右腕」「今日はお腹」と、打つ場所を変えて注射しています。
プラセンタ注射で、内側から美と健康をサポートしてみませんか?
プラセンタ注射は、短時間で比較的安価な人気の治療です。「もっと元気になりたい」「もっと肌を綺麗にしたい」など、美容健康目的で打たれる方も多くいらっしゃいます。興味のある方は、お気軽にご相談ください。